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腰痛と不妊

 

 医学も食料も未発達だった昔、日本の農家はどこも子だくさんでした。ところが現代は医学も食料もはるかに発達しているのに不妊で悩むご夫婦がどれほど多いことか?それは腰痛の原因を見抜けなかったことと根本原因は同じです。

 それは明らかに近代化し便利化することで人間の座る機会が増えているからに違いありません。そして問題は座ること自体ではなく「太ももに重力を分散させるL字坐法」にあったのです。

 日本の昔の農家には軽トラもトラクターもなく農夫の方々は田畑まで歩いて行き、朝から晩までぬかるんだ田畑で自らの足で農作業をされていました。そして用を足す時さえもスクワットをやるがごとく和式で行っていたのです。それはつまり、安楽な暮らしに慣れた現代人よりはるかに骨盤周りの靭帯や筋肉が強靭に鍛えられていたということです。当然に地球の強い重力に対して骨盤のあるべき位置も角度も健全で、骨盤内の臓器群も物理的に健全に機能していたというわけです。だからこそ昔の農家の夫婦の生殖機能は男女とも正常に機能し、子作りを体内物理的に阻害するものがなかったのです。

 それに比べ現代の不妊に悩むご夫婦は近代化し便利化した社会で歩くこと自体が減り、座る機会が増えてしまった。そして何より決定的に不妊につながる行為こそ「地球の強い重力と人間の脊椎の成り立ちを無視したL字(太もも)坐法」なのです。強い重力の働く地球上で脳の大きい人間は直立2足歩行でこそ骨盤をはじめとする脊椎を健全に保てるのです。つまり座る時も人間は脊椎にかかる重力を垂直( i 字)に保つお尻坐法をしてこそ、骨盤をはじめとする脊椎を地球の強い重力に対して健全に保てるのです。それに対してより安楽に座れそうな太ももに重力を分散させるL字坐法をすると、座骨が杭打ち効果を発揮できず体内重力を受ける骨盤が股関節を支点に回転沈下し、それが腰痛や不妊をはじめとするあらゆる体内物理崩壊の連鎖を招いているのです。

 そうして私たち人間は有史以来2千年以上、何の疑いもなく2019年の現代においても世界中の人々がL字坐法をし続けているのです。それでは強い重力の働く地球上で、直立2足歩行でこそ脊椎を健全に保てる人間が、太ももに重力を分散させるL字坐法をすると、いったいどのような体内物理現象を生むのでしょうか?

 まず、脳・内臓・骨・筋肉・脂肪・血液などの重量が骨盤にかかります。この時点でもしお尻だけで座っていれば、重力が100%左右の坐骨に集中し、座骨がくい打ち効果を発揮して、立っている時と同じ i 字で重力を支えることができ、骨盤と脊椎を健全に保つことができます。ところが太ももを使うL字坐法をすることによって、重心が垂直ラインにあるべき座骨から太もも側に移動してしまい、左右の坐骨がくい打ち効果を発揮できなくなってしまうのです。それによって股関節(大腿骨骨頭)を支点に骨盤が肉体の海の中で回転沈下(後傾または前傾)してしまうのです。

 骨盤が股関節を支点に回転沈下するとはどういうことでしょうか?始末の悪いことにその落ち込み方は前後に分かれます。座る時に後ろにそっくり返る癖のある人は後傾沈下し(かく言う私はこのタイプでした)、前のめりに座る癖のある人は前傾沈下(=俗にいう反り腰)します。どちらにせよ骨盤の歪みをうみ脊椎をも歪めるのは物理的必然です。そしてさらにアスリート達がよくやる腰痛は効き足に強く負荷がかかることで骨盤を形成する左右の寛骨のどちらかを落ち込ませてしまいます。(かく言う私は武道の試合で利き足である右足に負荷をかけすぎて右の寛骨をズレこませてしまい長年の腰痛に苦しみました)そして骨盤のあるべき位置や角度が微妙にずれるからこそ骨盤内の臓器不全(整腸機能不全・泌尿器不全・生殖器不全)を引き起こします。そして骨盤を基盤とする脊椎の緩みは腰椎・胸椎・頸椎・肋骨・肩関節・歯の噛み合わせ不全に連鎖していきます。そしてそれらの体内物理に強い影響力をもたらすのが目には見えない地球の強い万有引力(重力)なのです。

 そして脊椎が緩み骨格がバランスを崩せば、それに付随する内臓機能・循環器機能・神経系統に不全を引き起こすのは物理的必然です。そして骨盤が股関節を支点に沈下することで骨盤直下の血流・リンパ流をも阻害し淀ませ、あらゆる癌などの難病に連鎖しているであろうことも想像に難くありません。

 目には見えない地球の強い重力の存在を軽視したために、人類は致命的な座り方間違いを起こし体内物理崩壊の連鎖(万病)を招いている。そして頼るべき医学界の人々には重力×太もも坐法で人間の骨盤と脊椎を歪めているという単純物理がすっぽりと抜け落ちている。けれど間違いなくそこに目を向け「座り方さえ改めれば」人類は異次元の健康を享受できるようになります。それはもはやザコザーラで究極の i 字坐法を4年間続けた私の信じられないくらいの強靭かつ万病無縁の肉体が証明しているのです。

 


 

体内物理研究所(座る革命) 代表 和田充雄
キャッチボール:090-7556-3200