それは太ももに重力を分散させる L 字坐法です
人間が座る時、自律神経が緩み、筋肉も緩みます
その時にもしお尻だけで座れば左右の坐骨に重心が来ます
そうすれば左右の坐骨が杭打ち効果を発揮して骨盤は傾きません
それは立っている時と同じ i 字で重力を支えるからです
そして骨盤が傾かなければ脊椎も歪みません
骨盤と脊椎が歪まなければ
それらに付随するあらゆる生体機能も正常に機能します
つまりは万病の付け入る隙がなくなるということです

ところが座る時に太ももに重力を分散させるとどうなるでしょう?
まず左右の坐骨に重心が来ず太ももサイドに重心が移ります
自律神経や筋肉が緩んだ状態で体内重力の重心が太ももに移ると
肉体の海の中で大腿骨がシーソーの役目をして骨盤を沈ませます
そしてさらに股関節が回転軸となって骨盤を回転沈下させるのです
骨盤が傾くと同時に上下の圧縮が緩みます
この体幹の緩みは骨盤自体を歪みやすくさせ腰痛につながります
そして骨盤が傾くと骨盤内の臓器(腸・生殖器・泌尿器)不全につながり
便秘・不妊・頻尿を招きます
そして骨盤が支える脊椎をも緩ませ、そして歪ませます
当然に脊椎に付随するあらゆる生体機能不全を招きます
そして何より恐ろしいのが骨盤沈下が生む血流不全やリンパ流不全です
エコノミークラス症候群や車中泊で急死するのも太もも坐法が原因です
高血圧や血栓を生み、あらゆる難病の根本原因であることは
いずれ医学界も認めることになるに違いありません
また医学界が認めなければ人類の座り方間違いは直り得ないのです
ことほど左様に強い重力の働く地球動物たる人間の骨盤と脊椎の歪みは
あらゆる万病に付け入る隙を与えてしまっている
ということに他なりません

それに対してお尻(坐骨)だけで座れば血流もリンパ流も正常に流れます
お尻だけで浅く座るのが手っ取り早い方法ですが
身近にあるティッシュケースを叩き潰してお尻で座るだけでもいいのです
また使わなくなった辞書にタオルを巻いて座るのも方法です
またご家庭で座布団を作る場合はお尻だけで座る座布団を作りましょう
いすを作る時はお尻だけで座るものを作りましょう
たったそれだけの事で座骨に重心が来る i 字坐法ができ健康を守れます
人間は目には見えない地球の強い重力に敬意と注意を払い
「お尻坐法に徹する」というたったそれだけの事で万病を遠ざけるどころか
万病無縁になる事すらできるのです

㈱ピーゼット 体内物理研究所(座る革命)
代表 和田充雄